高所での正確な近接スプレー塗装に特化した最新ドローン
CSP(太陽集光発電)のプラントメンテナンス用に開発されたこの機体は、インクタンクとエアコンプレッサーを搭載し、高品質な2流体スプレー塗装を可能とします。
ドローンの制御システムは、あらかじめ設定された塗装面との距離を一定に保ちつつ、機体の揺れを補正し、ノズル先端と塗装面との距離、および機体の傾きからスプレー軌道の誤差を算出し、アクティブに補正することで、均質な塗膜を形成することを可能とします。
オペレーションはパイロットとノズルオペレーターの2名。カメラ映像や測距センサーの値を画面で確認しながら、遠隔で作業が行えます。ノズルオペレーターはパンとチルトの2軸、およびスプレーのON/OFFを制御することができ、オペレーターの操作中も、ノズルのスタビライズとスプレー軌道の補正は常に自動で行われます。
もちろん、CSP発電所のようなシビアな塗膜形成が必要となるアプリケーションだけではなく、高精度なスプレー塗装が必要となる様々な現場に対応します。
足場を組むことなく高所塗装が効率よく行える為、作業時間の短縮とコスト削減が可能となります。
特許出願中